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機械の域を超えてくるときが

本来、機械というものは、ある特定の目的のための機能を果たすよう作られていて、その機能を効率よく発揮して、最大限の効果を上げることを目指すというものだったのです。 つまりは、特定の領域というものに特化して、その範疇での効率というものを高めるための道具、というものが機械というものの本質的な特性であったわけです。 ところが、コンピューターというものの登場が、この特性というものを大々的に変えてしまうことになったのでした。 というのも、コンピューターは特定の領域のみに特化したものではなく、ほとんどあらゆる分野を対象にすることで、その領域を超えるあらゆる分野をコンピューター化する、という特異な性格を持つものであったからです。 このために、コンピューターは従来のものとは全く異なる「顔のない機械」と呼ばれたのでしたが、このコンピューターがあらゆる機械を制御するようになることで、機械そのもののあり方も、さらにはそのデザインそのものすらもが、大きく変って行くことになったのでした。 その典型とも言えるものが、マイコン制御という方式で、既成の多くの機械にマイコンというコンピューターが組み組まれて、そのコンピューターによって制御が行われるという方式になったことで、従来の油圧式や電気式の制御方式自体がこれに取って代られ、そのことで、機械そのもののデザインも大きく姿を変え、多くの場合、その外観のデザイン自体も非常に洗練されたものへと、姿を変えることになったのでした。 これがさらに進んで、コンピューターは「人工知能(AI)」という、人間の頭脳そのものの機能を代行する、という分野にまで進出し、人工知能として機械という領域を超える機能を担おうとする、というところにまで進んで来ているのです。 ここまで来ると、コンピューターというものがもはや個々の機能ではなく、「人間そのものの代行」という役割を担える次元のものとなるので、その正しい運用には、慎重な配慮というものが不可欠となるのです。

アニメの世界がリアルになる

近頃の機械製品というのは、デザイン、機能共に昔はアニメや映画の中にしか ・・続きはサブMenu